説明会で学生を虜にするには
説明会参加者のリターンをもっと増やしたい。参加学生の辞退を減らしたい。中小企業における新卒会社説明会でノウハウとはいったいどのようなものなのでしょうか。
大学の合同企業説明会を見ていると企業の採用担当者の説明次第で会社の印象は雲泥の差になるといつも感じています。採用担当者であるならば、自社のことは学生に認知されていないことを前提に考えることが新卒採用を成功させる上でのポイントです。
会社説明会成功のチェックポイント
大学の合同企業説明会を見ていると企業の採用担当者のプレゼン次第で会社の印象は雲泥の差になるといつも感じています。
いきなりですが説明会のチェックポイントをお試しください!
☑学生がわかりやすい言葉で語られているか
☑話を進める担当者が明るく親身に学生に語りかけているか
☑参加する貴社の社員全員が同じ志で、笑顔で学生を出迎えているか
☑スライドは文字が少なく写真や絵を使って学生目線で作られているか
☑会社としての考えをわかりやすく伝えているか
☑事業内容を具体的に伝えているか
☑入社後の仕事イメージを明確に伝えているか(出来れば入社数年の若手社員を参加させ話をさせる)
☑入社後の研修・育成プログラムを伝えているか
☑給料や勤務地など、条件の話を正確にしているか
☑選考のステップを分かりやすく伝えているか
貴社はいくつあてはまりましたか?
会社説明会 学生の本音
学生からは良く以下のようなリアクションを耳にします。
「担当者の話がひどすぎて聞く気になるませんでした」
「担当者の声が小さすぎて聞こえませんでした」
「会社のイメージが悪化しました」
このような反応があるようでは新卒採用の担当者としては最悪ですね。逆に
「凄くわかりやすくて思わずエントリーしてしまいました」
「良いところも悪いところも隠さず話してくれて信頼感がアップしました」
という反応もあります。採用担当者の説明次第で応募者が増えも減りもするのです。
どうせうちの商品には興味を持ってくれない。どうせ会社の名前で受けてもらえない。
こんな諦めはありませんか?それは大きな間違いです。
ブースに座ってくれないなら、呼び込む努力・工夫をしていますか?
学生が立ち寄りたくなるビジュアル的仕掛けをしていますか?
それもしないまま、どうせと諦めてしまうのは非常にもったいない話です。
事実、私が担当した学生に中には
「今まで知らなかった企業のブースになんとなく座ってみて、とても良い印象でした。是非、応募してみたいです」
という学生が何人もいました。
参加学生に本気で接する
さらに、そんな企業と出会って内定をもらい入社に至った例も新卒採用の現場では良くあることです。
学生に気軽に呼びかけることも採用の上で大切なノウハウです。
このように努力を重ねてもようやく選考に来てくれた学生に対しどのようにアプローチしてゆきますか?
学生にしてみれば冷やかしの場合もあり、本気の場合もあることでしょう。
でも、それは採用側とすれば覚悟しなければならないことだと思います。
逆に冷やかしの学生をいかに本気にさせるかも考えなくてはいけないかもしれません。
学生の気持ちを理解し共感することも新卒採用では見逃せないノウハウです。
それらを丁寧に行ない、本気で学生に接することで学生の心をつかめる説明会ができるのです。
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